2023 年 |　入門用ならコレ！3万円でエレキギターとアンプを揃える

「エレキギターが欲しいけど、予算が少ないんだ…。なんとかしてよ！〇〇○も〜ん」

これからエレキギターを始めたいと思った人は、こう言って未来の猫型ロボットにお願いしたいところです。

たしかに右も左もわからない状態では先へは進めません。

そんな時は未来の秘密道具が無くてもポイントさえ知っていれば大丈夫です。

ここでは、よくある間違いをしないためのコツを書いていきます。

取り組みはじめの段階で失敗しないように！これから楽しいギターライフのためにこの記事を読んで参考にしてください。

よくある間違い

最初は安いほど良い？

初心者に言う、よくあるアドバイスです。

具体的に大きな間違いにつながるポイントから説明します。

ギターアンプ（ギターの音を大きく出すスピーカー）を1番安い物にすると、音の違いがわかりにくい初心者でもガッカリする音に感じます。

中には「そんなことは気にしない！」という人もいますが、たいていはそんなことはありません。

「エレキギターをカッコよく弾いてみんなに見せびらかしたい」と思って買ったエレキギターの音が、ガッカリする音だったらテンションが下がります。

おすすめのギターアンプはこれです。

MG10 Guitar amp マーシャル MG-Goldシリーズ ギターアンプ MG-10

公式ホームページ

おすすめギターアンプ

ギターアンプについてこちらでも説明しています。

エレキギター本体の違い以上にギターアンプの違いによる影響は格段に大きいです。

エレキギター本体が最高級のものでも1番安いギターアンプで弾くとガッカリする音になります。

1. ギターアンプが1番安い物　➕　エレキギターが1番安い物
2. ギターアンプ一定以上のレベル　➕　エレキギターが1番安い物
3. ギターアンプ一定以上のレベル　➕　エレキギター一定以上のレベル

多くの初心者はこの組み合わせから選ぶ事が多いはずです。

1.ギターアンプが1番安い物　➕　エレキギターが1番安い物

予算は、エレキギター本体が1万５千円台からとギターアンプが５千円くらいからです。

この組み合わせはガッカリ率が高く、それと同時にギターライフからの離脱率も上がる可能性があります。

最高級のエレキギターでも1番安いギターアンプとの組み合わせでは明らかに良い音がしないのなら、これは選ぶ理由が少ないです。

どうしても予算が無い場合と、ギターショップや楽器店で実際に音を聴いてみて納得できたなら大丈夫です。

もし、インターネット通販などで買う場合は避けることをおすすめします。

2.ギターアンプ一定以上のレベル　➕　エレキギターが1番安い物

予算は、エレキギター本体が1万５千円台からとギターアンプが1万円くらいからです。

この組み合わせは初心者にとってバランスがすごくいいです。

このパターンのおすすめ。

具体的にはエレキギターが1万円台と1万円台のギターアンプの組み合わせは入門用としてはかなりアリです。

ギターアンプは1万円ぐらいの価格帯じゃないと最低限の音を出してくれません。

そしてエレキギター本体は1万円〜3万円台くらいまでは音質や機能の差がありません。

差がないと言い切ってしまいましたが、全く差がない訳ではありません。

ただ、初めてエレキギターを弾く人には違いがわかりにくいはずです。

このパターンはかなりおすすめです。

デメリットは、エレキギターのブランドパワーが若干影響を受けるところです。

（この部分は後で説明します）

公式ホームページ

アイバニーズおすすめギター

3.ギターアンプ一定以上のレベル　➕　エレキギター一定以上のレベル

予算は、エレキギター本体が2万円前後からとギターアンプが1万円くらいからです。

この組み合わせは、この３つの中でも1番バランスがいいです。

このパターンのおすすめ。

具体的には、ギターアンプが1万円台でエレキギター本体が1万円台後半からという組み合わせです。

ギターアンプは　２（ギターアンプ一定以上のレベル　エレキギターが1番安い物）のパターンと同じものです。

エレキギター本体はエピフォンやスクワイヤーというブランドの製品を選べます。

ご存知かもしれませんが、エレキギターを製造しているメーカーは多数あります。

その中でもブッチギリでトップメーカーがギブソンとフェンダーです。

エピフォンならコレ

レスポール メロディメーカー E1

レスポールという形の定番ギターです。

本来レスポールというギターは

みたいに男性向イメージが強いですが、このギターはどちらかというと逆です。

軽い、薄い、音もハードじゃないので入門用で、女性も扱いやすいギターです。

色も水色やイエロー、黒など多彩なラインナップがあります。

ステージなどでも映えますね。

公式ホームページ

エピフォンおすすめギター

スクワイヤーならコレ

Squier by Fender Bullet Telecaster

テレキャスターという形の定番ギターです。

一般的にバッキングと呼ばれる伴奏に向いているギターと言われています。

歯切れの良い音を出せるため、カッティングという奏法も得意です。

オールラウンドタイプと言って良いでしょう。

公式ホームページ

スクワイヤーおすすめギター

どちらのブランドも1万円台後半から選ぶことができます。

この組み合わせの最大の魅力はギターアンプの音の良さと、エレキギターブランドのブランドイメージからくる安心感です。

エレキギターブランドのエピフォン、スクワイヤーは、一般的に知られている物です。

自動車で言えば、トヨタやホンダのようなイメージです。

あまりエレキギターに詳しく無くても知っている人は多く、周りの反応もいいはずです。

ブランドイメージが良いということは、同時に品質も保証されています。

数千円の差でしかないので、こちらの組み合わせがベストです。

仮に下取りに出す場合でもこのブランドパワーは少なくとも下取り額に差は出るはずです。

（下取りを前提に購入を考えることは悪いことではありません）

デメリットがあるとすれば、ブランドパワーが弱いギターと比べた際に音質や品質にはほとんど差がない可能性があります。

それでもこの組み合わせはベストとです。

最初は入門用として1番安いものを買う

といったマイナス点が多いため、おすすめしません。

最初から高いものを買った方が良い

みたいな意見はよく聞きます。

どちらもあなたのために言ってくれている意見ですが、結論から言うと初心者は高いものを買う必要はありません。

ここも説明していきます。

高い（高級）物と安い物の区別が難しい

芸能人が高級ワインかどうかなどを見分ける“なんとかチェック”ってありますよね。

言葉が適切かわかりませんが、“高級品”と“安物”を見分けます。

そうするとかなりの価格差であっても意外に当たらないものです。

それがその分野で結構くわしそうな芸能人であっても当たらないことが多い。

エレキギターの分野でも結構あることです。

入門者用のギターをどうするか悩む人にとっては本当に難しいのが現実です。

後で売ることを前提にするなら良いですが、そうでない場合は基本的にNGです。

高い物を買ったとしても続けない人は続けません

高いギターを買って始めた人と、安いギターを買って始めた人の両方をたくさんみてきました。

高いと安いに関係なく続ける人は続けますし続けない人は続けません。

統計のデータが出ている訳ではないですが、私のイメージでは金額の大小では変わりません。

が継続できるかどうかです。

どんどん好きになってたくさん楽しみましょう。

まとめ

最初は入門用として安いもので大丈夫。

お金に全く困らない人以外は、安い物の方をおすすめします。

私自身も最初は最低ランクのギターを買いました。

今そのギターを鳴らすと、お世辞にも良い音とは言えません。

でも買った当時は手にするたびにワクワクしました。

自分の妹や弟みたいな可愛い存在でした。

数年後に新しいギターを買うことになりましたが、安いギターを買ったことを後悔したことはありません。

いまだに手放せない可愛いギターです。

予算が少ないけど高い良いものじゃないとダメかな？と思わないでください。

そこでためらうより、安いものを手に入れて始めるほうが大事です。

何度も言いますが、最初は高い物は必要ありません。

ギターには奥深い魅力と面白さがありますので、ぜひ飛び込んできてください。

こちらでも詳しい説明をしていますので参考にしてください。